ふくやま美術館
広島県福山市の福山城公園にある美術館
ふくやま美術館(ふくやまびじゅつかん)は広島県福山市西町二丁目にある美術館[1]。地域の芸術文化振興を目的として、1988年11月に開館した。
ふくやま美術館 FUKUYAMA MUSEUM OF ART | |
---|---|
施設情報 | |
専門分野 | 美術館 |
事業主体 | 福山市 |
管理運営 | 公益財団法人ふくやま芸術文化振興財団 |
建物設計 | 株式会社佐藤総合計画 |
延床面積 | 7,007.31m2 |
開館 | 1988年11月 |
所在地 |
〒720-0067 広島県福山市西町2-4-3 |
位置 | 北緯34度29分27.48秒 東経133度21分32.54秒 / 北緯34.4909667度 東経133.3590389度座標: 北緯34度29分27.48秒 東経133度21分32.54秒 / 北緯34.4909667度 東経133.3590389度 |
外部リンク | 公式サイト |
プロジェクト:GLAM |
概要
編集福山市広域圏・瀬戸内圏ゆかり作家、日本の近・現代美術、ヨーロッパ近現代の美術品および美術関連資料の収集・保管・展示・調査研究・普及活動を行っている。福山城内に連続するように立地しているが、これは館が城の外堀を埋め立てた場所に建てられ庭園が外堀跡および市史跡である小丸山の一部を破壊して造られているためである。このため福山城天守を借景とした独特の眺望を醸成し1996年度に「都市景観100選」に選ばれている。
所蔵作品
編集- 福山市広域圏関連作家の作品
- 藤井松林 「百花百鳥之図」 1889年
- 羽田桂舟 「秋景煎茶図」
- 福田恵一 「安養」1926年
- 吉田卓 「羽扇を持てる裸婦」1926年
- 大村廣陽 「雪」1929年
- 金島桂華 「魚心暖冬」1936年
- 塩出英雄 「茶庭」1936年
- 奥田元宋 「若葉の頃」1946年
- 瀬戸内圏関連作家の作品
- 白瀧幾之助 「帽子の婦人像」 1905-10年
- 池田遥邨 「みなとの曇り日」1914年
- 南薫造 「夏」1919年
- 吉田博 「鞆之浦」1930年
- 児玉希望 「暮春」1932年
- 吉原英雄 「イワンの馬鹿」1955年
- 平櫛田中 「寿星」1962年
- 日本の近・現代美術の作品
- 岸田劉生 「静物(赤き林檎二個とビンと茶碗と湯呑)」1917年
- 北大路魯山人 「金銀彩武蔵野鉢」1925-31年
- 熊谷守一 「女の顔」1931年
- 須田国太郎 「冬の漁村」1937年
- 山口長男 「堰」1959年
- 靉嘔 「Violin on the chair」1967年
- イタリアを中心とする20 世紀ヨーロッパ美術の作品
- ジョヴァンニ・セガンティーニ 「婦人像」1983-84年
- ジャコモ・バッラ 「輪を持つ女の子」1915年
- アルベール・マルケ 「停泊船、曇り空」1922年
- ジョルジョ・デ・キリコ 「広場での二人の哲学者の遭遇」1972年
- ソーニャ・ドローネー 「色彩のリズム」1953年
- ボッチォーニ 「カフェの男の習作」1914年
- メダルド・ロッソ 「門番の女性」1883年
施設
編集- 1F
- ギャラリー
- 企画展示室
- ホール
- 喫茶室
- 2F
- 常設展示室1、2、3
- 図書室
- デッサン室
- 工芸・版画室
- 講義室
建築概要
編集- 設計 - 佐藤総合計画
- 竣工 - 1988年
- 構造 - SRC造、一部RC造
- 規模 - 地下1階 地上2階
- 敷地面積 - 109,790m2
- 建築面積 - 3,310.64m2
- 延床面積 - 7,007.31m2
- 所在地 - 〒720-0067 広島県福山市西町2-4-3
開館時間・休館日
編集- 開館時間 - 9:30~17:00
- 休館日 - 月曜日(祝休日の場合、翌日)、年末年始
交通アクセス
編集周辺情報
編集脚注
編集- ^ “ふくやま美術館”. 公益財団法人ひろしま国際センター. 2023年8月9日閲覧。
- ^ 「名刀14点、福山市に寄贈 名誉市民の故小松安弘氏が収集」(中国新聞、2018年12月8日)
- ^ 小松安弘コレクションについて ふくやま美術館
- ^ “書道美術館移転、所蔵品展で再開 8日から福山、栗原氏の作品など77点”. 中国新聞 (2020年12月3日). 2023年8月9日閲覧。
外部リンク
編集- ふくやま美術館公式ホームページ
- ウィキメディア・コモンズには、ふくやま美術館に関するカテゴリがあります。