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{{脚注の不足|date=2020年1月}}
{{Infobox 解剖学
| name=梁軟骨
| 画像1=[[File:Gray69.png|270px]]
| 画像説明1=顎口類における神経頭蓋の発生。図中、trabecula craniiとある一対の棒状軟骨が梁軟骨。<br />
| 画像2=
| 画像説明2=
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| 神経=
}}
'''梁軟骨'''りょうなんこつ:'''trabecular cartilage'''、'''trabecula cranii'''。もしくは単に'''trabecula'''(複数形'''trabeculae''')、'''梁柱軟骨'''ともは、[[脊椎動物]] [[顎口類]]の[[胚]]での頭部の形成過程において、骨格の中でももっとも初期に[[神経堤細胞]]より発生する棒状の[[軟骨]]。発生を経るにつれて伸長し、[[篩骨]]や神経頭蓋底など、[[軟骨頭蓋]]の正中部における主要な骨格成分の大部分をつくる
発生を経るにつれて伸長し、[[篩骨]]や神経頭蓋底など、[[軟骨頭蓋]]の正中部における主要な骨格成分の大部分をつくる。
 
==概要==
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J. Exp. Zool. (Mol. Dev. Evol.). 302B, 458-468</ref>、現在では、ヤツメウナギなど円口類の"梁軟骨"は顎口類の梁軟骨と相同でない、つまり(真の意味での)梁軟骨は顎口類の系統において新規に獲得された[[形質]]であるとされている。
 
==出典・ 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
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== 参考文献 ==
{{参照方法|date=2020年1月|section=1}}
* Couly GF, Coltey PM, Le Douarin NM. 1993. The triple origin of skull in higher vertebrates: A study in quail-chick chimeras. Development 117:409–429.
* de Beer GR. 1937. The Development of the Vertebrate Skull. Oxford University Press, London.
* 倉谷滋 『動物進化形態学』 [[東京大学出版会]](2004)[[ ISBN 978-4-13-060183-2]]
 
{{Biosci-stub}}
{{DEFAULTSORT:りうなんこつ}}
 
[[Category:解剖学]]