<!-- doc/src/sgml/release-4.2.sgml -->
<!-- See header comment in release.sgml about typical markup -->
+<sect1 id="release-4-2-24">
+ <title>リリース 4.2.24</title>
+ <note>
+ <title>リリース日</title>
+ <simpara>2025-11-20</simpara>
+ </note>
+
+ <sect2>
+ <title>変更点</title>
+ <itemizedlist>
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-11-07 [4fabca331]
+ -->
+ <para>
+ 不要な<varname>application_name</varname>の処理を削除しました。（Tatsuo Ishii）
+ </para>
+ <para>
+ 以前のコミットで、既存接続を再利用する際に<varname>application_name</varname>を設定する処理が追加されました。
+ しかしこれは不要です。DISCARD ALLにより接続再利用時に自動的に<varname>application_name</varname>がリセットされ、
+ <function>send_params()</function>によってフロントエンドに必要なパラメータステータス（<varname>application_name</varname>を含む）が送信されます。
+ この冗長な処理を削除することで、特に地理的に離れたバックエンドノードでのパフォーマンスが向上します。
+ </para>
+ <para>
+ ディスカッション: <ulink url="https://github.com/pgpool/pgpool2/issues/130">Severely degraded performance of pgPool in geo-distributed configurations</ulink>
+ </para>
+ </listitem>
+ </itemizedlist>
+ </sect2>
+
+ <sect2>
+ <title>不具合修正</title>
+ <itemizedlist>
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-10-03 [b84553bf0]
+ -->
+ <para>
+ Watchdogのスプリットブレイン回避するよう修正しました。（Tatsuo Ishii）
+ </para>
+ <para>
+ Watchdogはビーコンメッセージとハートビートで通信します。
+ ハートビートが有効でない場合、ビーコンが30秒以上届かないとスプリットブレインが発生することがあります。
+ 古いリーダーを無効化することで、同時に二人のリーダーが存在しないように修正しました。
+ ノードがリーダーからのビーコンを2回以上見逃すと、リーダーはLOST状態となり、
+ set_state(WD_JOINING) により新リーダー選出が開始されます。
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-10-03 [ef8ccb9e7]
+ -->
+ <para>
+ 存在しないプリペアドステートメント使用時のFATALエラー防止するよう修正しました。（Tatsuo Ishii）
+ </para>
+ <para>
+ 以前は <function>Bind()</function>が存在しないプリペアドステートメントでFATALエラーを出していました。
+ はステートメントの存在を確認し、存在しない場合はフロントエンドにERRORメッセージを送信するようになりました。ログは残りません。
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-24 [59a359eef]
+ -->
+ <para>
+ <xref linkend="pg-enc"> -pと -P両方使用時に動作しない問題を修正しました。（Tatsuo Ishii）
+ </para>
+ <para>
+ 元の報告では、pg_enc -p -P実行時にパスワードと暗号キーを求められましたが、
+ キーが提供されない場合に失敗していました。
+ また、コメント /* prompt for postgres password */ が誤解を招くため、
+ /* prompt for password to be encrypted */ に修正されました。
+ </para>
+ <para>
+ ディスカッション: <ulink url="https://www.postgresql.org/message-id/7f18c30b.237.1997555ca11.Coremail.liujy%40highgo.com">pg_enc</ulink>
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-18 [f20f7041c]
+ -->
+ <para>
+ 32ビット環境でのコンパイルの問題を修正しました。（Tatsuo Ishii）
+ </para>
+ <para>
+ 32ビットシステムでsrc/parser/snprintf.cをコンパイルすると <function>isnan()</function>や <function>isinf()</function>が未定義でエラーになりました。
+ math.hをインクルードし、ヘッダーファイルの順序も整理しました。
+ 元々 PostgreSQLから取り込まれたファイルで、math.hは既に含まれていました。
+ 修正は <ulink url="https://github.com/pgpool/pgpool2/pull/128">fix compiling issues for 32-bit targets</ulink> のプルリクエストに記載してあります。
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-10 [0a6868d40]
+ -->
+ <para>
+ recovery_1st_stage.sampleでBashのディレクトリ削除を安全に行うよう修正しました。（Taiki Koshino）
+ </para>
+ <para>
+ rmコマンドの変数をクォートし、意図しない削除を防止しました：
+ <command>rm -rf "${DEST_NODE_PGDATA}"</command>
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-05 [441f338ab]
+ -->
+ <para>
+ <option>--with-memcached</option>指定なしでコンパイルする際のエラーを修正しました。（Tatsuo Ishii）
+ </para>
+ <para>
+ <option>--with-memcached</option>指定なしでコンパイルするとエラーが発生していました。
+ 対応として該当コードブロックを #ifdef USE_MEMCACHEDで囲みました。
+ </para>
+ <para>
+ この問題はBo Pengによって報告されました。
+ </para>
+ </listitem>
+ </itemizedlist>
+ </sect2>
+
+ <sect2>
+ <title>ドキュメント修正</title>
+ <itemizedlist>
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-17 [1a975b539]
+ -->
+ <para>
+ <ulink url="https://www.pgpool.net/docs/latest/ja/html/example-cluster.html">8.2. Pgpool-II + Watchdog Setup Example</ulink> の "PostgreSQLスタンバイ設定" ドキュメントを更新しました。（Taiki Koshino）
+ </para>
+ <para>
+ オンラインリカバリなしでスタンバイを設定する場合、postgresql.auto.confに<varname>primary_conninfo</varname>を書き込まないよう注意を追加しました。
+ </para>
+ <para>
+ ディスカッション: <ulink url="https://github.com/pgpool/pgpool2/issues/67">Follow primary command not fixing postgresql.auto.conf </ulink>
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-08-22 [5bd535792]
+ -->
+ <para>
+ watchdog_setupのマニュアルを修正しました。（Tatsuo Ishii）
+ </para>
+ <para>
+ heartbeartがwatchdog_setupに設定されていないと誤記されていた箇所を修正しました。
+ </para>
+ </listitem>
+ </itemizedlist>
+ </sect2>
+
+ <sect2>
+ <title>回帰テスト修正</title>
+ <itemizedlist>
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-30 [3ddbc64f1]
+ -->
+ <para>
+ 023.ssl_connectionをPostgreSQL 18に対応するよう修正しました。（Tatsuo Ishii）
+ </para>
+ <para>
+ PostgreSQL 18でpsqlの \conninfo出力形式が大幅に変更されたため、
+ このテストが失敗していました。
+ PostgreSQLバージョンに応じてテストスクリプトを修正しました。
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-08-29 [b4043e6c3]
+ -->
+ <para>
+ 010.rewrite_timestampのRubyスクリプトを修正しました。（Tatsuo Ishii）
+ </para>
+ <para>
+ RubyのFile.existsは新しいバージョンで非推奨のため、File.existに置き換えました。
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-08-29 [9c901e60a]
+ -->
+ <para>
+ 034と075のタイムアウトを調整しました。（Tatsuo Ishii）
+ </para>
+ <para>
+ 034.promote_nodeと075.detach_primary_left_down_nodeのスクリプト終了タイムアウトを60秒から120秒に変更し、
+ 誤エラーが発生する可能性を減らしました。
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-08-27 [42b177614]
+ -->
+ <para>
+ 023.ssl_connectionにssl_ecdh_curveのテストを追加しました。（Tatsuo Ishii）
+ </para>
+ <para>
+ 023.ssl_connectionはssl_ecdh_curveのテストをカバーしていなかったため、
+ 不正なssl_ecdh_curveパラメータでフロントエンドとpgpoolの接続が失敗するか確認しました。
+ </para>
+ </listitem>
+ </itemizedlist>
+ </sect2>
+</sect1>
+
<sect1 id="release-4-2-23">
<title>リリース 4.2.23</title>
<note>
</para>
<para>
<function>read_ipc_socket_and_process()</function> は、IPCソケットへのコマンド書き込みのたびに、書き込みが成功した場合でも通知メッセージを出力していました。これを修正し、書き込みが失敗した場合にのみ通知メッセージを出力するようにしました。
- <varname>log_min_messages</varname> が notice 以上に設定されている場合にのみメッセージが表示されるため、このバグが発見されていませんでした。
+ <varname>log_min_messages</varname>が notice 以上に設定されている場合にのみメッセージが表示されるため、このバグが発見されていませんでした。
</para>
<para>
ディスカッション: <ulink url="https://github.com/pgpool/pgpool2/issues/121">pgpool IPC socket connection issue</ulink>
ハートビートデバイスの処理を修正しました。(Tatsuo Ishii)
</para>
<para>
- <filename>pgpool.conf</filename> の処理中に、<varname>heartbeat_device</varname> が誤って処理され、最初のデバイスが無視されていました。
+ <filename>pgpool.conf</filename> の処理中に、<varname>heartbeat_device</varname>が誤って処理され、最初のデバイスが無視されていました。
</para>
<para>
この問題は Bo Peng によって分析されました。
リロードによって反映されないパラメータのドキュメントを修正しました。 (Taiki Koshino)
</para>
<para>
- <varname>authentication_timeout</varname> と <varname>memqcache_oiddir</varname> はリロードしても反映されません。
+ <varname>authentication_timeout</varname>と<varname>memqcache_oiddir</varname>はリロードしても反映されません。
ドキュメントが「このパラメータはサーバー起動時にのみ設定できます。」に変更されました。
</para>
</listitem>
029.cert_passphrase 回帰テストを安定化しました。 (Tatsuo Ishii)
</para>
<para>
- <varname>ssl_passphrase_command</varname> が有効でない場合、エラーメッセージは通常「bad decrypt」ですが、「wrong tag」となる場合もありました。
+ <varname>ssl_passphrase_command</varname>が有効でない場合、エラーメッセージは通常「bad decrypt」ですが、「wrong tag」となる場合もありました。
</para>
</listitem>
</itemizedlist>
<!-- doc/src/sgml/release-4.3.sgml -->
<!-- See header comment in release.sgml about typical markup -->
+<sect1 id="release-4-3-17">
+ <title>リリース 4.3.17</title>
+ <note>
+ <title>リリース日</title>
+ <simpara>2025-11-20</simpara>
+ </note>
+
+ <sect2>
+ <title>変更点</title>
+ <itemizedlist>
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-11-07 [4fabca331]
+ -->
+ <para>
+ 不要な<varname>application_name</varname>の処理を削除しました。（Tatsuo Ishii）
+ </para>
+ <para>
+ 以前のコミットで、既存接続を再利用する際に<varname>application_name</varname>を設定する処理が追加されました。
+ しかしこれは不要です。DISCARD ALLにより接続再利用時に自動的に<varname>application_name</varname>がリセットされ、
+ <function>send_params()</function>によってフロントエンドに必要なパラメータステータス（<varname>application_name</varname>を含む）が送信されます。
+ この冗長な処理を削除することで、特に地理的に離れたバックエンドノードでのパフォーマンスが向上します。
+ </para>
+ <para>
+ ディスカッション: <ulink url="https://github.com/pgpool/pgpool2/issues/130">Severely degraded performance of pgPool in geo-distributed configurations</ulink>
+ </para>
+ </listitem>
+ </itemizedlist>
+ </sect2>
+
+ <sect2>
+ <title>不具合修正</title>
+ <itemizedlist>
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-10-03 [b84553bf0]
+ -->
+ <para>
+ Watchdogのスプリットブレイン回避するよう修正しました。（Tatsuo Ishii）
+ </para>
+ <para>
+ Watchdogはビーコンメッセージとハートビートで通信します。
+ ハートビートが有効でない場合、ビーコンが30秒以上届かないとスプリットブレインが発生することがあります。
+ 古いリーダーを無効化することで、同時に二人のリーダーが存在しないように修正しました。
+ ノードがリーダーからのビーコンを2回以上見逃すと、リーダーはLOST状態となり、
+ set_state(WD_JOINING) により新リーダー選出が開始されます。
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-10-03 [ef8ccb9e7]
+ -->
+ <para>
+ 存在しないプリペアドステートメント使用時のFATALエラー防止するよう修正しました。（Tatsuo Ishii）
+ </para>
+ <para>
+ 以前は<function>Bind()</function>が存在しないプリペアドステートメントでFATALエラーを出していました。
+ はステートメントの存在を確認し、存在しない場合はフロントエンドにERRORメッセージを送信するようになりました。ログは残りません。
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-24 [59a359eef]
+ -->
+ <para>
+ <xref linkend="pg-enc"> -pと -P両方使用時に動作しない問題を修正しました。（Tatsuo Ishii）
+ </para>
+ <para>
+ 元の報告では、pg_enc -p -P実行時にパスワードと暗号キーを求められましたが、
+ キーが提供されない場合に失敗していました。
+ また、コメント /* prompt for postgres password */ が誤解を招くため、
+ /* prompt for password to be encrypted */ に修正されました。
+ </para>
+ <para>
+ ディスカッション: <ulink url="https://www.postgresql.org/message-id/7f18c30b.237.1997555ca11.Coremail.liujy%40highgo.com">pg_enc</ulink>
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-18 [f20f7041c]
+ -->
+ <para>
+ 32ビット環境でのコンパイルの問題を修正しました。（Tatsuo Ishii）
+ </para>
+ <para>
+ 32ビットシステムでsrc/parser/snprintf.cをコンパイルすると<function>isnan()</function>や<function>isinf()</function>が未定義でエラーになりました。
+ math.hをインクルードし、ヘッダーファイルの順序も整理しました。
+ 元々 PostgreSQLから取り込まれたファイルで、math.hは既に含まれていました。
+ 修正は <ulink url="https://github.com/pgpool/pgpool2/pull/128">fix compiling issues for 32-bit targets</ulink> のプルリクエストに記載してあります。
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-10 [0a6868d40]
+ -->
+ <para>
+ recovery_1st_stage.sampleでBashのディレクトリ削除を安全に行うよう修正しました。（Taiki Koshino）
+ </para>
+ <para>
+ rmコマンドの変数をクォートし、意図しない削除を防止しました：
+ <command>rm -rf "${DEST_NODE_PGDATA}"</command>
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-05 [441f338ab]
+ -->
+ <para>
+ <option>--with-memcached</option>指定なしでコンパイルする際のエラーを修正しました。（Tatsuo Ishii）
+ </para>
+ <para>
+ <option>--with-memcached</option>指定なしでコンパイルするとエラーが発生していました。
+ 対応として該当コードブロックを #ifdef USE_MEMCACHEDで囲みました。
+ </para>
+ <para>
+ この問題はBo Pengによって報告されました。
+ </para>
+ </listitem>
+ </itemizedlist>
+ </sect2>
+
+ <sect2>
+ <title>ドキュメント修正</title>
+ <itemizedlist>
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-17 [1a975b539]
+ -->
+ <para>
+ <ulink url="https://www.pgpool.net/docs/latest/ja/html/example-cluster.html">8.2. Pgpool-II + Watchdog Setup Example</ulink> の "PostgreSQLスタンバイ設定" ドキュメントを更新しました。（Taiki Koshino）
+ </para>
+ <para>
+ オンラインリカバリなしでスタンバイを設定する場合、postgresql.auto.confに<varname>primary_conninfo</varname>を書き込まないよう注意を追加しました。
+ </para>
+ <para>
+ ディスカッション: <ulink url="https://github.com/pgpool/pgpool2/issues/67">Follow primary command not fixing postgresql.auto.conf </ulink>
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-08-22 [5bd535792]
+ -->
+ <para>
+ watchdog_setupのマニュアルを修正しました。（Tatsuo Ishii）
+ </para>
+ <para>
+ heartbeartがwatchdog_setupに設定されていないと誤記されていた箇所を修正しました。
+ </para>
+ </listitem>
+ </itemizedlist>
+ </sect2>
+
+ <sect2>
+ <title>回帰テスト修正</title>
+ <itemizedlist>
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-30 [3ddbc64f1]
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+ <para>
+ 023.ssl_connectionをPostgreSQL 18に対応するよう修正しました。（Tatsuo Ishii）
+ </para>
+ <para>
+ PostgreSQL 18でpsqlの\conninfo出力形式が大幅に変更されたため、
+ このテストが失敗していました。
+ PostgreSQLバージョンに応じてテストスクリプトを修正しました。
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-08-29 [b4043e6c3]
+ -->
+ <para>
+ 010.rewrite_timestampのRubyスクリプトを修正しました。（Tatsuo Ishii）
+ </para>
+ <para>
+ RubyのFile.existsは新しいバージョンで非推奨のため、File.existに置き換えました。
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-08-29 [9c901e60a]
+ -->
+ <para>
+ 034と075のタイムアウトを調整しました。（Tatsuo Ishii）
+ </para>
+ <para>
+ 034.promote_nodeと075.detach_primary_left_down_nodeのスクリプト終了タイムアウトを60秒から120秒に変更し、
+ 誤エラーが発生する可能性を減らしました。
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
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+ 2025-08-27 [42b177614]
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+ 023.ssl_connectionにssl_ecdh_curveのテストを追加しました。（Tatsuo Ishii）
+ </para>
+ <para>
+ 023.ssl_connectionはssl_ecdh_curveのテストをカバーしていなかったため、
+ 不正なssl_ecdh_curveパラメータでフロントエンドとpgpoolの接続が失敗するか確認しました。
+ </para>
+ </listitem>
+ </itemizedlist>
+ </sect2>
+</sect1>
+
<sect1 id="release-4-3-16">
<title>リリース 4.3.16</title>
<note>
<!-- doc/src/sgml/release-4.4.sgml -->
<!-- See header comment in release.sgml about typical markup -->
+<sect1 id="release-4-4-14">
+ <title>リリース 4.4.14</title>
+ <note>
+ <title>リリース日</title>
+ <simpara>2025-11-20</simpara>
+ </note>
+
+ <sect2>
+ <title>変更点</title>
+ <itemizedlist>
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-11-07 [4fabca331]
+ -->
+ <para>
+ 不要な <varname>application_name</varname> の処理を削除しました。（Tatsuo Ishii）
+ </para>
+ <para>
+ 以前のコミットで、既存接続を再利用する際に <varname>application_name</varname> を設定する処理が追加されました。
+ しかしこれは不要です。DISCARD ALLにより接続再利用時に自動的に <varname>application_name</varname> がリセットされ、
+ <function>send_params()</function>によってフロントエンドに必要なパラメータステータス（<varname>application_name</varname> を含む）が送信されます。
+ この冗長な処理を削除することで、特に地理的に離れたバックエンドノードでのパフォーマンスが向上します。
+ </para>
+ <para>
+ ディスカッション: <ulink url="https://github.com/pgpool/pgpool2/issues/130">Severely degraded performance of pgPool in geo-distributed configurations</ulink>
+ </para>
+ </listitem>
+ </itemizedlist>
+ </sect2>
+
+ <sect2>
+ <title>不具合修正</title>
+ <itemizedlist>
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-10-03 [b84553bf0]
+ -->
+ <para>
+ Watchdogのスプリットブレイン回避するよう修正しました。（Tatsuo Ishii）
+ </para>
+ <para>
+ Watchdogはビーコンメッセージとハートビートで通信します。
+ ハートビートが有効でない場合、ビーコンが30秒以上届かないとスプリットブレインが発生することがあります。
+ 古いリーダーを無効化することで、同時に二人のリーダーが存在しないように修正しました。
+ ノードがリーダーからのビーコンを2回以上見逃すと、リーダーはLOST状態となり、
+ set_state(WD_JOINING) により新リーダー選出が開始されます。
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-10-03 [ef8ccb9e7]
+ -->
+ <para>
+ 存在しないプリペアドステートメント使用時のFATALエラー防止するよう修正しました。（Tatsuo Ishii）
+ </para>
+ <para>
+ 以前は <function>Bind()</function>が存在しないプリペアドステートメントでFATALエラーを出していました。
+ はステートメントの存在を確認し、存在しない場合はフロントエンドにERRORメッセージを送信するようになりました。ログは残りません。
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-24 [59a359eef]
+ -->
+ <para>
+ <xref linkend="pg-enc"> -pと -P両方使用時に動作しない問題を修正しました。（Tatsuo Ishii）
+ </para>
+ <para>
+ 元の報告では、pg_enc -p -P実行時にパスワードと暗号キーを求められましたが、
+ キーが提供されない場合に失敗していました。
+ また、コメント /* prompt for postgres password */ が誤解を招くため、
+ /* prompt for password to be encrypted */ に修正されました。
+ </para>
+ <para>
+ ディスカッション: <ulink url="https://www.postgresql.org/message-id/7f18c30b.237.1997555ca11.Coremail.liujy%40highgo.com">pg_enc</ulink>
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-18 [f20f7041c]
+ -->
+ <para>
+ 32ビット環境でのコンパイルの問題を修正しました。（Tatsuo Ishii）
+ </para>
+ <para>
+ 32ビットシステムでsrc/parser/snprintf.cをコンパイルすると <function>isnan()</function>や <function>isinf()</function>が未定義でエラーになりました。
+ math.hをインクルードし、ヘッダーファイルの順序も整理しました。
+ 元々 PostgreSQLから取り込まれたファイルで、math.hは既に含まれていました。
+ 修正は <ulink url="https://github.com/pgpool/pgpool2/pull/128">fix compiling issues for 32-bit targets</ulink> のプルリクエストに記載してあります。
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-10 [0a6868d40]
+ -->
+ <para>
+ recovery_1st_stage.sampleでBashのディレクトリ削除を安全に行うよう修正しました。（Taiki Koshino）
+ </para>
+ <para>
+ rmコマンドの変数をクォートし、意図しない削除を防止しました：
+ <command>rm -rf "${DEST_NODE_PGDATA}"</command>
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-05 [441f338ab]
+ -->
+ <para>
+ <option>--with-memcached</option>指定なしでコンパイルする際のエラーを修正しました。（Tatsuo Ishii）
+ </para>
+ <para>
+ <option>--with-memcached</option>指定なしでコンパイルするとエラーが発生していました。
+ 対応として該当コードブロックを #ifdef USE_MEMCACHEDで囲みました。
+ </para>
+ <para>
+ この問題はBo Pengによって報告されました。
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-04 [9e0324575]
+ -->
+ <para>
+ クエリキャッシュロックファイルの取り扱い修正を修正しました。（Tatsuo Ishii）
+ </para>
+ <para>
+ クエリキャッシュモジュールは並列制御のため <varname>logdir</varname> にロックファイルを作成しますが、
+ メインプロセスがゴミファイルを作成したり、シャットダウン時に削除されない問題がありました。
+ </para>
+ <para>
+ この問題はBo Pengによって報告・分析されました。
+ </para>
+ </listitem>
+ </itemizedlist>
+ </sect2>
+
+ <sect2>
+ <title>ドキュメント修正</title>
+ <itemizedlist>
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-17 [1a975b539]
+ -->
+ <para>
+ <ulink url="https://www.pgpool.net/docs/latest/ja/html/example-cluster.html">8.2. Pgpool-II + Watchdog Setup Example</ulink> の "PostgreSQLスタンバイ設定" ドキュメントを更新しました。（Taiki Koshino）
+ </para>
+ <para>
+ オンラインリカバリなしでスタンバイを設定する場合、postgresql.auto.confに <varname>primary_conninfo</varname> を書き込まないよう注意を追加しました。
+ </para>
+ <para>
+ ディスカッション: <ulink url="https://github.com/pgpool/pgpool2/issues/67">Follow primary command not fixing postgresql.auto.conf </ulink>
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-08-22 [5bd535792]
+ -->
+ <para>
+ watchdog_setupのマニュアルを修正しました。（Tatsuo Ishii）
+ </para>
+ <para>
+ heartbeartがwatchdog_setupに設定されていないと誤記されていた箇所を修正しました。
+ </para>
+ </listitem>
+ </itemizedlist>
+ </sect2>
+
+ <sect2>
+ <title>回帰テスト修正</title>
+ <itemizedlist>
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-30 [3ddbc64f1]
+ -->
+ <para>
+ 023.ssl_connectionをPostgreSQL 18に対応するよう修正しました。（Tatsuo Ishii）
+ </para>
+ <para>
+ PostgreSQL 18でpsqlの \conninfo出力形式が大幅に変更されたため、
+ このテストが失敗していました。
+ PostgreSQLバージョンに応じてテストスクリプトを修正しました。
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-08-29 [b4043e6c3]
+ -->
+ <para>
+ 010.rewrite_timestampのRubyスクリプトを修正しました。（Tatsuo Ishii）
+ </para>
+ <para>
+ RubyのFile.existsは新しいバージョンで非推奨のため、File.existに置き換えました。
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-08-29 [9c901e60a]
+ -->
+ <para>
+ 034と075のタイムアウトを調整しました。（Tatsuo Ishii）
+ </para>
+ <para>
+ 034.promote_nodeと075.detach_primary_left_down_nodeのスクリプト終了タイムアウトを60秒から120秒に変更し、
+ 誤エラーが発生する可能性を減らしました。
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-08-27 [42b177614]
+ -->
+ <para>
+ 023.ssl_connectionにssl_ecdh_curveのテストを追加しました。（Tatsuo Ishii）
+ </para>
+ <para>
+ 023.ssl_connectionはssl_ecdh_curveのテストをカバーしていなかったため、
+ 不正なssl_ecdh_curveパラメータでフロントエンドとpgpoolの接続が失敗するか確認しました。
+ </para>
+ </listitem>
+ </itemizedlist>
+ </sect2>
+</sect1>
+
<sect1 id="release-4-4-13">
<title>リリース 4.4.13</title>
<note>
<!-- doc/src/sgml/release-4.2.sgml -->
<!-- See header comment in release.sgml about typical markup -->
+<sect1 id="release-4-2-24">
+ <title>Release 4.2.24</title>
+ <note>
+ <title>Release Date</title>
+ <simpara>2025-11-20</simpara>
+ </note>
+
+ <sect2>
+ <title>Changes</title>
+ <itemizedlist>
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-11-07 [4fabca331]
+ -->
+ <para>
+ Remove unnecessary <varname>application_name</varname> treatment. (Tatsuo Ishii)
+ </para>
+ <para>
+ A previous commit added a step to set <varname>application_name</varname> when reusing existing connections.
+ However, this is unnecessary because DISCARD ALL automatically resets <varname>application_name</varname>,
+ and <function>send_params()</function> already sends all necessary parameter status messages, including <varname>application_name</varname>, to the frontend.
+ Removing this redundant step also improves performance, particularly for backend nodes that are geographically distant.
+ </para>
+ <para>
+ Discussion: <ulink url="https://github.com/pgpool/pgpool2/issues/130">Severely degraded performance of pgPool in geo-distributed configurations</ulink>
+ </para>
+ </listitem>
+ </itemizedlist>
+ </sect2>
+
+ <sect2>
+ <title>Bug fixes</title>
+ <itemizedlist>
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-10-03 [b84553bf0]
+ -->
+ <para>
+ Prevent watchdog split-brain scenario in some corner cases. (Tatsuo Ishii)
+ </para>
+ <para>
+ Watchdog uses both beacon messages and heartbeat for communication.
+ If the heartbeat is not yet active, missing beacon messages
+ for over 30 seconds can cause a split-brain scenario,
+ where the old leader remains active while a new leader is elected.
+ This change prevents two leaders from existing simultaneously by revoking the old leader.
+ When a node detects that it has missed beacon messages from the leader more than twice,
+ the leader is set to LOST and a new leader election is triggered via set_state(WD_JOINING).
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-10-03 [ef8ccb9e7]
+ -->
+ <para>
+ Prevent FATAL error when non-existing prepared statement is given. (Tatsuo Ishii)
+ </para>
+ <para>
+ Previously, <function>Bind()</function> raised a FATAL error when a non-existing prepared statement was used, unlike PostgreSQL.
+ This change changes <function>Bind()</function> to check for the statement's existence and send an ERROR message to the frontend if it does not exist.
+ Note that no log is written, as logging this is not currently possible.
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-24 [59a359eef]
+ -->
+ <para>
+ Fix <xref linkend="pg-enc"> not working if both -p and -P are provided. (Tatsuo Ishii)
+ </para>
+ <para>
+ The original report showed that running pg_enc -p -P prompted for a password and encryption key,
+ but failed if the key was not provided.
+ </para>
+ <para>
+ Discussion: <ulink url="https://www.postgresql.org/message-id/7f18c30b.237.1997555ca11.Coremail.liujy%40highgo.com">pg_enc</ulink>
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-18 [f20f7041c]
+ -->
+ <para>
+ Fix compiling issue on 32-bit environments. (Tatsuo Ishii)
+ </para>
+ <para>
+ On 32-bit systems, compiling src/parser/snprintf.c fails due to undefined functions <function>isnan()</function> and <function>isinf()</function>, which come from math.h.
+ This change includes math.h and also reorders the include files for clarity.
+ The file was originally imported from PostgreSQL, where math.h was already included.
+ This fix was provided via pull request: https://github.com/pgpool/pgpool2/pull/128
+ </para>
+ <para>
+ Discussion: <ulink url="https://www.postgresql.org/message-id/20250917.194736.353755422175293639.ishii%40postgresql.org">Compiling issues for 32-bit targets</ulink>
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-10 [0a6868d40]
+ -->
+ <para>
+ Fix safer directory deletion in Bash in recovery_1st_stage.sample. (Taiki Koshino)
+ </para>
+ <para>
+ Quote variables in rm commands to avoid accidental deletion:
+ <command>rm -rf "${DEST_NODE_PGDATA}"</command>
+
+ If the variable is empty, rm could delete unexpected files or directories.
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-05 [441f338ab]
+ -->
+ <para>
+ Fix the compilation error when building without the <option>--with-memcached</option> option. (Tatsuo Ishii)
+ </para>
+ <para>
+ A compiler error occurred when configuring without <option>--with-memcached</option>.
+ The issue arose because the compiler could not determine that ptr would only be freed when memcached is enabled.
+ To fix this, the relevant code block was wrapped with #ifdef USE_MEMCACHED.
+ </para>
+ <para>
+ Problem reported by Bo Peng.
+ </para>
+ </listitem>
+ </itemizedlist>
+ </sect2>
+
+ <sect2>
+ <title>Documents</title>
+ <itemizedlist>
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-17 [1a975b539]
+ -->
+ <para>
+ Update doc about "Setting up PostgreSQL standby" in <ulink url="https://www.pgpool.net/docs/latest/ja/html/example-cluster.html">8.2. Pgpool-II + Watchdog Setup Example</ulink>. (Taiki Koshino)
+ </para>
+ <para>
+ Add a note that when setting up a standby without online recovery, do not write <varname>primary_conninfo</varname> to postgresql.auto.conf.
+ </para>
+ <para>
+ Discussion: <ulink url="https://github.com/pgpool/pgpool2/issues/67">Follow primary command not fixing postgresql.auto.conf</ulink>
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-08-22 [5bd535792]
+ -->
+ <para>
+ Fix watchdog_setup manual. (Tatsuo Ishii)
+ </para>
+ <para>
+ It mistakenly stated that heartbeart is not setup in watchdog_setup.
+ </para>
+ </listitem>
+ </itemizedlist>
+ </sect2>
+
+ <sect2>
+ <title>Regression Tests</title>
+ <itemizedlist>
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-30 [3ddbc64f1]
+ -->
+ <para>
+ Adapt 023.ssl_connection to PostgreSQL 18. (Tatsuo Ishii)
+ </para>
+ <para>
+ PostgreSQL 18 heavily changed psql's \conninfo output format, which
+ made the test fail because the test relies on \conninfo. This change
+ makes the test script aware the PostgreSQL version to fix the issue.
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-08-29 [b4043e6c3]
+ -->
+ <para>
+ Fix ruby script in 010.rewrite_timestamp. (Tatsuo Ishii)
+ </para>
+ <para>
+ The ruby script used "File.exists", which is said to be obsoleted in
+ newer version of Ruby. Replace it with "File.exist".
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-08-29 [9c901e60a]
+ -->
+ <para>
+ Tweak timeout in 034 and 075 tests. (Tatsuo Ishii)
+ </para>
+ <para>
+ 034.promote_node and 075.detach_primary_left_down_node set the timeout
+ 60 seconds for finishing follow primary script. It turns out that
+ these timeout values are not long enough, and sometimes caused false
+ errors. So make them from 60 seconds to 120 seconds.
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-08-27 [42b177614]
+ -->
+ <para>
+ Add ssl_ecdh_curve test to 023.ssl_connection. (Tatsuo Ishii)
+ </para>
+ <para>
+ 023.ssl_connection did not cover the test for ssl_ecdh_curve. This
+ commit tests it using bad ssl_ecdh_curve parameter to see if connection
+ between frontend and pgpool fails.
+ </para>
+ </listitem>
+ </itemizedlist>
+ </sect2>
+</sect1>
+
<sect1 id="release-4-2-23">
<title>Release 4.2.23</title>
<note>
<!-- doc/src/sgml/release-4.3.sgml -->
<!-- See header comment in release.sgml about typical markup -->
+<sect1 id="release-4-3-17">
+ <title>Release 4.3.17</title>
+ <note>
+ <title>Release Date</title>
+ <simpara>2025-11-20</simpara>
+ </note>
+
+ <sect2>
+ <title>Changes</title>
+ <itemizedlist>
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-11-07 [4fabca331]
+ -->
+ <para>
+ Remove unnecessary <varname>application_name</varname> treatment. (Tatsuo Ishii)
+ </para>
+ <para>
+ A previous commit added a step to set <varname>application_name</varname> when reusing existing connections.
+ However, this is unnecessary because DISCARD ALL automatically resets <varname>application_name</varname>,
+ and <function>send_params()</function> already sends all necessary parameter status messages, including <varname>application_name</varname>, to the frontend.
+ Removing this redundant step also improves performance, particularly for backend nodes that are geographically distant.
+ </para>
+ <para>
+ Discussion: <ulink url="https://github.com/pgpool/pgpool2/issues/130">Severely degraded performance of pgPool in geo-distributed configurations</ulink>
+ </para>
+ </listitem>
+ </itemizedlist>
+ </sect2>
+
+ <sect2>
+ <title>Bug fixes</title>
+ <itemizedlist>
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-10-03 [b84553bf0]
+ -->
+ <para>
+ Prevent watchdog split-brain scenario in some corner cases. (Tatsuo Ishii)
+ </para>
+ <para>
+ Watchdog uses both beacon messages and heartbeat for communication.
+ If the heartbeat is not yet active, missing beacon messages
+ for over 30 seconds can cause a split-brain scenario,
+ where the old leader remains active while a new leader is elected.
+ This change prevents two leaders from existing simultaneously by revoking the old leader.
+ When a node detects that it has missed beacon messages from the leader more than twice,
+ the leader is set to LOST and a new leader election is triggered via set_state(WD_JOINING).
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-10-03 [ef8ccb9e7]
+ -->
+ <para>
+ Prevent FATAL error when non-existing prepared statement is given. (Tatsuo Ishii)
+ </para>
+ <para>
+ Previously, <function>Bind()</function> raised a FATAL error when a non-existing prepared statement was used, unlike PostgreSQL.
+ This change changes <function>Bind()</function> to check for the statement's existence and send an ERROR message to the frontend if it does not exist.
+ Note that no log is written, as logging this is not currently possible.
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-24 [59a359eef]
+ -->
+ <para>
+ Fix <xref linkend="pg-enc"> not working if both -p and -P are provided. (Tatsuo Ishii)
+ </para>
+ <para>
+ The original report showed that running pg_enc -p -P prompted for a password and encryption key,
+ but failed if the key was not provided.
+ </para>
+ <para>
+ Discussion: <ulink url="https://www.postgresql.org/message-id/7f18c30b.237.1997555ca11.Coremail.liujy%40highgo.com">pg_enc</ulink>
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-18 [f20f7041c]
+ -->
+ <para>
+ Fix compiling issue on 32-bit environments. (Tatsuo Ishii)
+ </para>
+ <para>
+ On 32-bit systems, compiling src/parser/snprintf.c fails due to undefined functions <function>isnan()</function> and <function>isinf()</function>, which come from math.h.
+ This change includes math.h and also reorders the include files for clarity.
+ The file was originally imported from PostgreSQL, where math.h was already included.
+ This fix was provided via pull request: https://github.com/pgpool/pgpool2/pull/128
+ </para>
+ <para>
+ Discussion: <ulink url="https://www.postgresql.org/message-id/20250917.194736.353755422175293639.ishii%40postgresql.org">Compiling issues for 32-bit targets</ulink>
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-10 [0a6868d40]
+ -->
+ <para>
+ Fix safer directory deletion in Bash in recovery_1st_stage.sample. (Taiki Koshino)
+ </para>
+ <para>
+ Quote variables in rm commands to avoid accidental deletion:
+ <command>rm -rf "${DEST_NODE_PGDATA}"</command>
+
+ If the variable is empty, rm could delete unexpected files or directories.
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-05 [441f338ab]
+ -->
+ <para>
+ Fix the compilation error when building without the <option>--with-memcached</option> option. (Tatsuo Ishii)
+ </para>
+ <para>
+ A compiler error occurred when configuring without <option>--with-memcached</option>.
+ The issue arose because the compiler could not determine that ptr would only be freed when memcached is enabled.
+ To fix this, the relevant code block was wrapped with #ifdef USE_MEMCACHED.
+ </para>
+ <para>
+ Problem reported by Bo Peng.
+ </para>
+ </listitem>
+ </itemizedlist>
+ </sect2>
+
+ <sect2>
+ <title>Documents</title>
+ <itemizedlist>
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-17 [1a975b539]
+ -->
+ <para>
+ Update doc about "Setting up PostgreSQL standby" in <ulink url="https://www.pgpool.net/docs/latest/ja/html/example-cluster.html">8.2. Pgpool-II + Watchdog Setup Example</ulink>. (Taiki Koshino)
+ </para>
+ <para>
+ Add a note that when setting up a standby without online recovery, do not write <varname>primary_conninfo</varname> to postgresql.auto.conf.
+ </para>
+ <para>
+ Discussion: <ulink url="https://github.com/pgpool/pgpool2/issues/67">Follow primary command not fixing postgresql.auto.conf</ulink>
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-08-22 [5bd535792]
+ -->
+ <para>
+ Fix watchdog_setup manual. (Tatsuo Ishii)
+ </para>
+ <para>
+ It mistakenly stated that heartbeart is not setup in watchdog_setup.
+ </para>
+ </listitem>
+ </itemizedlist>
+ </sect2>
+
+ <sect2>
+ <title>Regression Tests</title>
+ <itemizedlist>
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-30 [3ddbc64f1]
+ -->
+ <para>
+ Adapt 023.ssl_connection to PostgreSQL 18. (Tatsuo Ishii)
+ </para>
+ <para>
+ PostgreSQL 18 heavily changed psql's \conninfo output format, which
+ made the test fail because the test relies on \conninfo. This change
+ makes the test script aware the PostgreSQL version to fix the issue.
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-08-29 [b4043e6c3]
+ -->
+ <para>
+ Fix ruby script in 010.rewrite_timestamp. (Tatsuo Ishii)
+ </para>
+ <para>
+ The ruby script used "File.exists", which is said to be obsoleted in
+ newer version of Ruby. Replace it with "File.exist".
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-08-29 [9c901e60a]
+ -->
+ <para>
+ Tweak timeout in 034 and 075 tests. (Tatsuo Ishii)
+ </para>
+ <para>
+ 034.promote_node and 075.detach_primary_left_down_node set the timeout
+ 60 seconds for finishing follow primary script. It turns out that
+ these timeout values are not long enough, and sometimes caused false
+ errors. So make them from 60 seconds to 120 seconds.
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-08-27 [42b177614]
+ -->
+ <para>
+ Add ssl_ecdh_curve test to 023.ssl_connection. (Tatsuo Ishii)
+ </para>
+ <para>
+ 023.ssl_connection did not cover the test for ssl_ecdh_curve. This
+ commit tests it using bad ssl_ecdh_curve parameter to see if connection
+ between frontend and pgpool fails.
+ </para>
+ </listitem>
+ </itemizedlist>
+ </sect2>
+</sect1>
+
<sect1 id="release-4-3-16">
<title>Release 4.3.16</title>
<note>
<!-- doc/src/sgml/release-4.4.sgml -->
<!-- See header comment in release.sgml about typical markup -->
+<sect1 id="release-4-4-14">
+ <title>Release 4.4.14</title>
+ <note>
+ <title>Release Date</title>
+ <simpara>2025-11-20</simpara>
+ </note>
+
+ <sect2>
+ <title>Changes</title>
+ <itemizedlist>
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-11-07 [4fabca331]
+ -->
+ <para>
+ Remove unnecessary <varname>application_name</varname> treatment. (Tatsuo Ishii)
+ </para>
+ <para>
+ A previous commit added a step to set <varname>application_name</varname> when reusing existing connections.
+ However, this is unnecessary because DISCARD ALL automatically resets <varname>application_name</varname>,
+ and <function>send_params()</function> already sends all necessary parameter status messages, including <varname>application_name</varname>, to the frontend.
+ Removing this redundant step also improves performance, particularly for backend nodes that are geographically distant.
+ </para>
+ <para>
+ Discussion: <ulink url="https://github.com/pgpool/pgpool2/issues/130">Severely degraded performance of pgPool in geo-distributed configurations</ulink>
+ </para>
+ </listitem>
+ </itemizedlist>
+ </sect2>
+
+ <sect2>
+ <title>Bug fixes</title>
+ <itemizedlist>
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-10-03 [b84553bf0]
+ -->
+ <para>
+ Prevent watchdog split-brain scenario in some corner cases. (Tatsuo Ishii)
+ </para>
+ <para>
+ Watchdog uses both beacon messages and heartbeat for communication.
+ If the heartbeat is not yet active, missing beacon messages
+ for over 30 seconds can cause a split-brain scenario,
+ where the old leader remains active while a new leader is elected.
+ This change prevents two leaders from existing simultaneously by revoking the old leader.
+ When a node detects that it has missed beacon messages from the leader more than twice,
+ the leader is set to LOST and a new leader election is triggered via set_state(WD_JOINING).
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-10-03 [ef8ccb9e7]
+ -->
+ <para>
+ Prevent FATAL error when non-existing prepared statement is given. (Tatsuo Ishii)
+ </para>
+ <para>
+ Previously, <function>Bind()</function> raised a FATAL error when a non-existing prepared statement was used, unlike PostgreSQL.
+ This change changes <function>Bind()</function> to check for the statement's existence and send an ERROR message to the frontend if it does not exist.
+ Note that no log is written, as logging this is not currently possible.
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-24 [59a359eef]
+ -->
+ <para>
+ Fix <xref linkend="pg-enc"> not working if both -p and -P are provided. (Tatsuo Ishii)
+ </para>
+ <para>
+ The original report showed that running pg_enc -p -P prompted for a password and encryption key,
+ but failed if the key was not provided.
+ </para>
+ <para>
+ Discussion: <ulink url="https://www.postgresql.org/message-id/7f18c30b.237.1997555ca11.Coremail.liujy%40highgo.com">pg_enc</ulink>
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-18 [f20f7041c]
+ -->
+ <para>
+ Fix compiling issue on 32-bit environments. (Tatsuo Ishii)
+ </para>
+ <para>
+ On 32-bit systems, compiling src/parser/snprintf.c fails due to undefined functions <function>isnan()</function> and <function>isinf()</function>, which come from math.h.
+ This change includes math.h and also reorders the include files for clarity.
+ The file was originally imported from PostgreSQL, where math.h was already included.
+ This fix was provided via pull request: https://github.com/pgpool/pgpool2/pull/128
+ </para>
+ <para>
+ Discussion: <ulink url="https://www.postgresql.org/message-id/20250917.194736.353755422175293639.ishii%40postgresql.org">Compiling issues for 32-bit targets</ulink>
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-10 [0a6868d40]
+ -->
+ <para>
+ Fix safer directory deletion in Bash in recovery_1st_stage.sample. (Taiki Koshino)
+ </para>
+ <para>
+ Quote variables in rm commands to avoid accidental deletion:
+ <command>rm -rf "${DEST_NODE_PGDATA}"</command>
+
+ If the variable is empty, rm could delete unexpected files or directories.
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-05 [441f338ab]
+ -->
+ <para>
+ Fix the compilation error when building without the <option>--with-memcached</option> option. (Tatsuo Ishii)
+ </para>
+ <para>
+ A compiler error occurred when configuring without <option>--with-memcached</option>.
+ The issue arose because the compiler could not determine that ptr would only be freed when memcached is enabled.
+ To fix this, the relevant code block was wrapped with #ifdef USE_MEMCACHED.
+ </para>
+ <para>
+ Problem reported by Bo Peng.
+ </para>
+ </listitem>
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-04 [9e0324575]
+ -->
+ <para>
+ Fix query cache lock file handling. (Tatsuo Ishii)
+ </para>
+ <para>
+ The query cache module creates a lock file in <varname>logdir</varname> for concurrency control,
+ but two bugs existed: the main pgpool process could create a stray "QUERY_CACHE_LOCK_FILE",
+ and the lock file was not removed on shutdown. This change fixes both issues.
+ </para>
+ <para>
+ Problem reported and analyzed by Bo Peng.
+ </para>
+ </listitem>
+ </itemizedlist>
+ </sect2>
+
+ <sect2>
+ <title>Documents</title>
+ <itemizedlist>
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-17 [1a975b539]
+ -->
+ <para>
+ Update doc about "Setting up PostgreSQL standby" in <ulink url="https://www.pgpool.net/docs/latest/ja/html/example-cluster.html">8.2. Pgpool-II + Watchdog Setup Example</ulink>. (Taiki Koshino)
+ </para>
+ <para>
+ Add a note that when setting up a standby without online recovery, do not write <varname>primary_conninfo</varname> to postgresql.auto.conf.
+ </para>
+ <para>
+ Discussion: <ulink url="https://github.com/pgpool/pgpool2/issues/67">Follow primary command not fixing postgresql.auto.conf</ulink>
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-08-22 [5bd535792]
+ -->
+ <para>
+ Fix watchdog_setup manual. (Tatsuo Ishii)
+ </para>
+ <para>
+ It mistakenly stated that heartbeart is not setup in watchdog_setup.
+ </para>
+ </listitem>
+ </itemizedlist>
+ </sect2>
+
+ <sect2>
+ <title>Regression Tests</title>
+ <itemizedlist>
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-09-30 [3ddbc64f1]
+ -->
+ <para>
+ Adapt 023.ssl_connection to PostgreSQL 18. (Tatsuo Ishii)
+ </para>
+ <para>
+ PostgreSQL 18 heavily changed psql's \conninfo output format, which
+ made the test fail because the test relies on \conninfo. This change
+ makes the test script aware the PostgreSQL version to fix the issue.
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-08-29 [b4043e6c3]
+ -->
+ <para>
+ Fix ruby script in 010.rewrite_timestamp. (Tatsuo Ishii)
+ </para>
+ <para>
+ The ruby script used "File.exists", which is said to be obsoleted in
+ newer version of Ruby. Replace it with "File.exist".
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-08-29 [9c901e60a]
+ -->
+ <para>
+ Tweak timeout in 034 and 075 tests. (Tatsuo Ishii)
+ </para>
+ <para>
+ 034.promote_node and 075.detach_primary_left_down_node set the timeout
+ 60 seconds for finishing follow primary script. It turns out that
+ these timeout values are not long enough, and sometimes caused false
+ errors. So make them from 60 seconds to 120 seconds.
+ </para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <!--
+ 2025-08-27 [42b177614]
+ -->
+ <para>
+ Add ssl_ecdh_curve test to 023.ssl_connection. (Tatsuo Ishii)
+ </para>
+ <para>
+ 023.ssl_connection did not cover the test for ssl_ecdh_curve. This
+ commit tests it using bad ssl_ecdh_curve parameter to see if connection
+ between frontend and pgpool fails.
+ </para>
+ </listitem>
+ </itemizedlist>
+ </sect2>
+</sect1>
+
<sect1 id="release-4-4-13">
<title>Release 4.4.13</title>
<note>
projects / pgpool2.git / commitdiff