FAQs
よくあるご質問
Brave Browser
いいえ、Braveの利用は無料です。広告やトラッカーをブロックするのにお金を払う必要はありません。
Brave Rewardsでお気に入りのサイトやコンテンツクリエイターを応援したり、Brave Adsを閲覧し報酬を得ることができますが、これらの利用は完全に自由です。
過去に「Braveがいつかで特定の広告を許容するのではないか」、いわゆる「控えめな広告モデル」を採用するのではないかとご質問を頂きました。このモデルには大きく2つの観点があります。フィルターのルールと、ビジネス条件です。まずは後者について説明いたします。
Braveは広告主の広告やトラッカーをブロックしない代わりに年間費用を受け取るといったビシネスモデルを採用していません。私たちは固定費用を受け取ることと、どの広告をブロックするかということを紐づけることはありません。
フィルターのルールについては「控えめな広告モデル」と関連した既存のルールセットを活用することはあります。これにより広く知られている評判の悪いドメインやURLのパターンの広告をブロックすることができます。
Braveは全てのソースコードが公開されています。ソースコードを監査して頂いたり、バイナリをDebian Linux上で検証していただくのはいつでも歓迎しています。
Brendanが検証済みビルドについて書いているこちらのポストも是非ご確認ください。
こういった低レベルの監査に加えて、私たちが提供する匿名広告配信プラットフォームと測定する仕組みを信頼していただけるよう、パートナーを求めています。こちらについてはBrave 1.0に向けた直近のマイルストンで対応予定です。
トラッカーとそれに付随した広告はデフォルトでブロックされます。一方でShieldsの設定から広告やトラッカーを許容することもできます。全ページ共通の設定と、個別ページごとの設定が両方が可能です。
また、ユーザはオプトインでBrave Rewardsに参加することできます。プライバシーを守りながらマッチングされる広告を表示すると報酬を受け取ることができます。その報酬を使ってクリエイターを応援することが可能になります。
2016年にBraveは、プライベートで匿名の第三者による広告置換システムの提案を発表しました。制御されていないトラッカーやアドエクスチェンジの問題に関する重要な議論を生み出しました。 最悪の場合、パブリッシャーも知らないうちにマルウェアを拡散してしまう可能性さえあります。
2017年には、ユーザーとパブリッシャーにWebに支えるより良い方法を提供するため、Basic Attention Token(BAT)とそれが可能にするエコシステム構築に注力しました。BAT(とBATをステーキングするユーザ)によって、Braveはプライベートにマッチングされ匿名化された広告を提供することが可能になります。
Braveは多くの認証済みパブリッシャーと連携し、彼らが現在の壊れたアドテク経済圏から得られるより多くの収益を得られることを目指しています。
Basic Attention Tokenに関する、より詳しい情報はこちら。
Braveは標準で広告やトラッカーをブロックします。私たちは広告をオプトインで表示することができる機能をリリース予定です。それによりBrave Payment以外にパブリッシャーを支援する仕組みをユーザに提供することができます。
一般的なWeb広告と比べて、より低い頻度で高い品質の広告が表示されます。広告を表示することにオプトインしたとしても、ユーザのプライバシーを守るため、トラッカーは引き続きブロックされます。この機能の詳細については準備が出来次第お伝えいたします。
ブラウザの拡張機能はAPIと性能の面で限界があります。また、拡張機能を提供するストアには度々悪意があったり詐欺を目的とした拡張機能が掲載されています。最悪の場合、何百万人ものユーザがウイルスに感染する可能性.があります。
自分たち自身でブラウザを開発することによって、スピードとプライバシーの改善に最善を尽くすことができます。もしユーザから他のブラウザでBraveの機能を利用したい要望が多ければ拡張機能を提供する可能性はあります。
前述の通り、ブラウザはあなたについてほとんどすべてのことを知っています。あなたがどのサイトを訪れ、どのくらいの時間を過ごし、何を見て、何がファーストビューに表示されていて、何を検索し、大きな買い物をした時にどんなページを開いていていたか、など全てを。
HTTPS通信のあと、ページが解読された後、ブラウザはユーザのインテントを分析するのに必要な全てのプライベートなデータを保持しています。私たちの監査可能なオープンソースのブラウザはこのユーザのインテントをユーザのデバイス上に保護しています。私たちのサーバはこのデータに対してのアクセスすることはできません。また私たちはMitMプロキシもVPNサービスも運用していません。
私たちはユーザ、パブリッシャーと広告主の価値の最大化の観点から、ブラウザがより良い判断を下す上で必要な好みやインテントなどの情報をブラウザに送ります。各広告リクエストは匿名化され、ごく一部のユーザの好みやインテントだけを含みます。これにより、例えばユニークなタグによるフィンガープリンティング(デバイス識別)を防ぎます。
BraveはデフォルトではサードパーティCookieはブロックしますが、ファーストパーティCookieをブロックしません。 ( 閲覧中のページのドメインと関連性がないCookie)
ユーザーは全サイトまたは個別サイトに対してCookieを有効/無効にすることができます。 Googleは彼らのドメイン内だけであなたを追跡することができ、google.comの外でその情報を使ってあなたをターゲットにすることは出来ません。
Brave Rewards General
Brave Rewardsは、あなたが訪問したサイトを匿名でサポートすることができる機能です。Brave Browserはあなたが訪問したサイトに対するアテンション(注目度)を集計し、それに基づき毎月のBAT貢献を分配して支払います。
あなたがどのサイトを訪問し、サポートしたかはBrave Softwareのメンバーを含め、誰も知ることは出来ません。
<日本国外でご利用の方> 仮想通貨経由でウォレットに資金を追加する場合は登録は必要ありません。BTC, LTC, ETH,または BATを対応するアドレスに送信することで資金を追加することが出来ます。
BAT以外の通貨については自動的にBATに変換され、BAT残高としてウォレットに入る点にご注意ください。
Upholdやその他の取引所に登録することにより、BATをFiat(法定通貨)に変換することが可能です。Uphold以外の取引所については、取引手数料に加え、標準的な仮想通貨ネットワーク手数料が必要になります。(利用できるウォレットサービスや取引所は国によって異なります)
今後、ブラウザ内からクレジットカードを用いて直接資金を追加する機能が追加予定です。
(Brave Walletから外部にBATを転送することは出来ません。Brave Walletはは単方向であり、現時点での唯一の目的は、匿名かつ安全に指定したサイトのパブリッシャーを支援することにあります。)
<日本国内でご利用の方> Brave WalletにBATポイントを追加するにはどうすれば良いですか?
BATポイントは購入することができません。広告の視聴やアンケートへの回答等を行うことでBATポイントを受け取ることができます。
チップは実行した際にウォレットから引き落とされ、処理ステータスに移ります。新しいチップが行われるたび、Rewardsの設定画面に記録されます。自動寄付は30日ごとに実行されます。毎月の支払日の前に通知されます。
あなたのチップや貢献を匿名化するために、パブリッシャーやクリエイターが受け取ったタイミングでは通知されません。パブリッシャーは毎月末、払い出すことが出来ます。
Brave Walletを作成した際、匿名の回復キーが生成されます。こちらは支払い設定ページからご確認いただけます。 Rewards設定画面のウォレットの歯車アイコンをクリックしてください。これをコピー/印刷/ファイルとして保存することでバックアップすることが可能です。
重要: 回復キーは自己責任で安全な場所に保存してください。もし紛失した場合、Brave SoftwareもUpholdもその他の誰も復元することは出来ません。注意して保管場所を選択してください。
現時点では出来ません。Brave Walletは単方向であり、現時点での唯一の目的は、匿名かつ安全に指定したサイトのパブリッシャーを支援することにあります。
将来的には、KYC(Know Your Customer/本人確認)を完了することで、BATを外部に送信することを含め完全にコントロールできるようにしていきます。
BATはBasic Attention Tokenの略です。
イーサリアムベースのユーティリティトークンで、ブロックチェーンベースのデジタル広告とサービスのプラットフォーム上で、広告主・出版社・ユーザーがアカウントの単位として使用することができます。
トークンの所有者は、BATプラットフォームが無事実装された際、プラットフォーム上でサービスを受けたり、やり取りをしたりする手段として使う以外の権利を保持しません。
トークンは、何らかの所有権や株式持分、株式や証券またはそれらに類する権利、将来の収益シェアを受け取る権利、知的財産権、その他の形でBATプラットフォームやBraveその他関連団体への参加・関与する権利を表現または与えるものではありません。トークンは払い戻しが出来ず、またデジタル通貨や証券、コモディティ、またはその他の金融商品を意図するものではありません。
私たちのサーバーではユーザのBrave Wallletの鍵を保持していません。言い換えると、私たちはユーザの資金を保持・保管していません。つまり私たちのサーバーを攻撃しても、ユーザの資金を盗むことは不可能できないのです。
我々は資金移動を開始することはできませんが、資金移動がブラウザのウォレットから開始され、我々の決済プロセスを経たもののみが実行されるように制限をしています。これによりブラウザに保持されたキーペアを盗んだとしても、このプロセス外で資金を移動することは不可能になっています。
あなたの閲覧履歴はあなたが訪問したすべてのサイトが含まれます。しかし、自分のBrave Rewardsの貢献リストは、あなたが訪問し、かつあなたの貢献を受けることができたパブリッシャーのサイトだけが表示されます。
Rewardsの設定ページで「自動的に追加する」オプションを有効にしている場合、あなたが訪問したサイトでパブリッシャーである可能性が高いサイトが自動的に貢献のリストに追加されます。あなたはいつでも任意のサイトへの貢献を無効にすることができます。
Braveの除外リストは、ユーザーのコミュニティーからのフィードバックに基づいて時間をかけて集約されています。除外リストから削除するリクエストは[email protected] から可能です。
Brave Creators
パブリッシャーが貢献を受けるには、そのドメイン(たとえば「example.com」)を所有し、コントロールしていることを証明する必要があります。Braveはこのためにチャレンジレスポンスプロトコルを採用しています。
これに成功すると、私たちのシステムが自動的にパブリッシャーがドメインを所有していることを認識します。Brave Softwareは認証されたサイトを推奨または否定することはありません。ただそのサイトが認証されたかどうかを表示します。
クレジットカードの決済手数料は2%程度であると思われがちですが、不正などに対するチャージバックなどで隠れた手数料を支払っています。
また、わたしたちはこの手数料でBrave Browserを無料で提供し、パブリッシャーの皆様にBrave Rewardsのシステムを提供するインフラ費用をまかなう必要があります。今後Braveが成長し、規模の経済が働くようになっていく中でこの手数料を下げていきたいと考えています。
Brave Rewardsに参加し認証済みのパブリッシャーは、毎月貢献で受け取った資金がアカウントに追加されます。また、Upholdのアカウントを設定されている場合はBATやBAT相当額の法定通貨を受け取ったタイミングでメールで通知が送信されます。
認証がまだ済んでいない場合は、サイト所有者にメールでUpholdのアカウントを作成する必要がある旨が連絡されます。受け取った報酬は次月以降に送金されます。
認証済みパブリッシャーであれば、Upholdにアカウントを作成することで貢献で受け取ったBATを回収することができます。受け取った貢献は処理完了後にUpholdアカウントに指定の通貨で送られます。
認証済みパブリッシャーが紹介プログラムに参加している場合は、条件を満たしたユーザー分の報酬も合わせて支払われます。このサイクルが毎月繰り返され、通常毎月8日までに払い出されます。 未認証パブリッシャーはUpholdのアカウントに接続する前に認証済みになっている必要があります。詳細はhttps://publishers.basicattentiontoken.orgからご確認いただけます。
パブリッシャーは、ユーザーからの貢献を受け取るためにBraveからサイト/ドメインの認証を受ける必要があります。パブリッシャーがまだ認証を受けていない場合、ユーザーの貢献は90日間ユーザのブラウザ内に留保されます。ブラウザは定期的に認証済みパブリッシャーのリストを更新し、各サイトが貢献を受け取ることができるかどうかを判断します。留保期間の90日間がすぎると、未検証のパブリッシャーに紐づけられた貢献はユーザのウォレットに戻されます。認証済みパブリッシャーに支払われる以外ではブラウザから外部にトークンが出て行くことはありません。
以前のバージョン 以前のデスクトップ版のBraveでは動作が異なりました。2019年1月11日にリリースされたバージョン0.58.21以前では、Brave Rewardsが有効化されているブラウザは対象サイトが認証済みかどうかを問わずBATを貢献として送信していました。そしてBraveはパブリッシャーが認証するまでBraveに預託されていました。具体的にはBraveのサーバーは未認証のパブリッシャーの代わりに貢献で支払われたBATを次のように保有していました。
- Braveが付与したトークンを用いて行われた貢献は1年以上回収されないとBraveのUser Growth Poolに返還
- ユーザ自身がウォレットに追加した資金を用いて行われた貢献は、パブリッシャーが認証しそれをウォレットに転送するまで無期限に保持