スー(Sue)はシカゴのフィールド自然史博物館に収蔵されているティラノサウルス・レックス(以下、Tレックス)の標本FMNH PR 2081に付けられたあだ名である。スーは現在知られているTレックスの標本中、90パーセント以上残存と最も保存状態が良く、スコッティに次いで2番目に大きい標本でもある。1990年8月に古生物学者のによって発見され、彼女のあだ名からスーと名付けられた。所有権を巡る法廷闘争ののち、1997年10月にオークションにかけられフィールド自然史博物館が760万ドルで落札した。これは化石標本に支払われた金額としては長らく史上最高額だった(2020年に同じくティラノサウルスのスタンが競売で約33億円で落札されたことで抜かれた)